マウスの入力でカメラを動かすクラス． [詳解]

#include <camera_dragger.h>

designlab::CameraDragger の継承関係図

[凡例]

designlab::CameraDragger 連携図

[凡例]

公開メンバ関数
	CameraDragger (const std::shared_ptr< DxlibCamera > camera)

bool	IsDraggable (int cursor_x, int cursor_y) const override
	ドラッグ可能な位置にあるかを判定する．

bool	IsDragged () const override
	ドラッグ中かどうかを取得する．

void	SetDragged (bool is_dragged) override
	ドラッグ中かどうかを設定する．

void	DraggedAction (int cursor_dif_x, int cursor_dif_y, unsigned int mouse_key_bit) override
	ドラッグ中の処理を行う．カーソルは上にあるけど，ドラッグ中ではない場合でも呼び出される．

bool	CanHandleWheel (int cursor_x, int cursor_y) const override
	マウスホイールが回転したときの処理を行うかどうかを判定する．

void	RotMouseWheel (int rot) const override
	マウスホイールが回転したときの処理を行う．マウスホイールが回転したときに呼び出される．

基底クラス designlab::IDxlibDraggable に属する継承公開メンバ関数
virtual	~IDxlibDraggable ()=default

基底クラス designlab::IDxlibWheelHandler に属する継承公開メンバ関数
virtual	~IDxlibWheelHandler ()=default

詳解

マウスの入力でカメラを動かすクラス．

camera_dragger.h の 23 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CameraDragger()

designlab::CameraDragger::CameraDragger ( const std::shared_ptr< DxlibCamera > camera )

explicit

引数

[in] camera_manager カメラの状態を管理するクラスをポインタで受け取る．

camera_dragger.cpp の 17 行目に定義があります。

関数詳解

◆ CanHandleWheel()

bool designlab::CameraDragger::CanHandleWheel	(	int	cursor_x,
		int	cursor_y
	)		const

inlineoverridevirtual

マウスホイールが回転したときの処理を行うかどうかを判定する．

戻り値: マウスホイールが回転したときの処理を行うならばtrue．

designlab::IDxlibWheelHandlerを実装しています。

camera_dragger.h の 45 行目に定義があります。

◆ DraggedAction()

void designlab::CameraDragger::DraggedAction	(	int	cursor_dif_x,
		int	cursor_dif_y,
		unsigned int	mouse_key_bit
	)

overridevirtual

ドラッグ中の処理を行う．
カーソルは上にあるけど，ドラッグ中ではない場合でも呼び出される．

引数

[in]	cursor_dif_x	前回のフレームからのマウスカーソルのX座標の差分．
[in]	cursor_dif_y	前回のフレームからのマウスカーソルのY座標の差分．
[in]	mouse_key_bit	押されているマウスのボタン，Dxlib の定数， MOUSE_INPUT_LEFT などで指定する．

designlab::IDxlibDraggableを実装しています。

camera_dragger.cpp の 23 行目に定義があります。

呼び出し関係図:

◆ IsDraggable()

bool designlab::CameraDragger::IsDraggable	(	int	cursor_x,
		int	cursor_y
	)		const

inlineoverridevirtual

ドラッグ可能な位置にあるかを判定する．

引数

[in]	cursor_x	マウスカーソルのX座標．左端が0．右方向に正．
[in]	cursor_y	マウスカーソルのY座標．上端が0．下方向に正．

戻り値: GUI状にマウスカーネルがあって，ドラッグ可能であるならば true．

designlab::IDxlibDraggableを実装しています。

camera_dragger.h の 29 行目に定義があります。

◆ IsDragged()

bool designlab::CameraDragger::IsDragged ( ) const

inlineoverridevirtual

ドラッグ中かどうかを取得する．

戻り値: ドラッグ中ならば true．

designlab::IDxlibDraggableを実装しています。

camera_dragger.h の 37 行目に定義があります。

◆ RotMouseWheel()

void designlab::CameraDragger::RotMouseWheel ( int rot ) const

overridevirtual

マウスホイールが回転したときの処理を行う．
マウスホイールが回転したときに呼び出される．

引数

[in] rot マウスホイールの回転量．奥に回した分はプラスの値として，手前に回した分はマイナスの値として返る．

designlab::IDxlibWheelHandlerを実装しています。

camera_dragger.cpp の 151 行目に定義があります。

◆ SetDragged()

void designlab::CameraDragger::SetDragged ( bool is_dragged )

inlineoverridevirtual

ドラッグ中かどうかを設定する．

引数

[in] is_dragged ドラッグ中にしたいなら true．

designlab::IDxlibDraggableを実装しています。

camera_dragger.h の 39 行目に定義があります。

このクラス詳解は次のファイルから抽出されました:

DesignLab/camera_dragger.h
DesignLab/camera_dragger.cpp

公開メンバ関数

詳解

構築子と解体子

◆ CameraDragger()

関数詳解

◆ CanHandleWheel()

◆ DraggedAction()

◆ IsDraggable()

◆ IsDragged()

◆ RotMouseWheel()

◆ SetDragged()