designlab::dxlib_util 名前空間

Dxlibの3D表示を行う処理を書き直した関数をまとめた名前空間． [詳解]

関数
void	InitDxlib3DSetting (bool high_quality)
	3D処理を行う上で必要な初期化処理をまとめたもの．
void	SetZBufferEnable ()
	デフォルトだと描画処理を書いた順に描画されるが， これをZバッファを使用して奥行きを考慮して描画するようにする． 毎フレーム実行する必要がある．
void	DrawCube3D (const VECTOR &center_pos, float side_len, unsigned int color)
	3D空間に立方体を描画する．
void	DrawCube3DWithTopPos (const VECTOR &top_pos, float side_len, unsigned int color)
	3D空間に立方体を描画する．立方体の上面の中心の座標から描画する．
void	DrawHexagon (const std::array< VECTOR, 6 > &vertex, unsigned int color)
	3D空間に六角形を描画する．
void	DrawHexagonalPrism (const std::array< VECTOR, 6 > &vertex, float height, unsigned int color)
	3D空間に六角柱を描画する．
VECTOR	ConvertToDxlibVec (const Vector3 &vec)
	Dxlibの座標を示すVECTORと，このプログラムで使用しているVectorを変換する． ロボット座標系は右手座標系， Dxlibは左手座標系（工学は右手・ゲームライブラリは左手が多い）なのでyを反転する．
MATRIX	ConvertToDxlibMat (const RotationMatrix3x3 &mat)
	このプログラムで使用しているMatrixを， Dxlibの行列を示すMATRIXに変換する．
Vector3	ConvertDesignLabVec (const VECTOR &vec)
	このプログラムで使用しているVectorと， Dxlibの座標を示す VECTOR を変換する． ロボット座標系は右手座標系， Dxlibは左手座標系(工学は右手・ゲームライブラリは左手が多い) なので y を反転する．

詳解

Dxlibの3D表示を行う処理を書き直した関数をまとめた名前空間．

Dxlib の 3Dで表示する機能は使いづらいので， ここである程度使いやすくなるように処理を書いてまとめておく．

関数詳解

ConvertDesignLabVec()

Vector3 designlab::dxlib_util::ConvertDesignLabVec ( const VECTOR &  vec )

inline

このプログラムで使用しているVectorと， Dxlibの座標を示す VECTOR を変換する．
ロボット座標系は右手座標系， Dxlibは左手座標系(工学は右手・ゲームライブラリは左手が多い) なので y を反転する．

引数

[in]

vec

変換前の座標．

戻り値

変換後の座標．

dxlib_util.h の 61 行目に定義があります。

ConvertToDxlibMat()

MATRIX designlab::dxlib_util::ConvertToDxlibMat ( const RotationMatrix3x3 &  mat )

inline

このプログラムで使用しているMatrixを， Dxlibの行列を示すMATRIXに変換する．

引数

[in]

mat

変換前の行列．

戻り値

変換後の行列．

dxlib_util.h の 44 行目に定義があります。

ConvertToDxlibVec()

VECTOR designlab::dxlib_util::ConvertToDxlibVec ( const Vector3 &  vec )

inline

Dxlibの座標を示すVECTORと，このプログラムで使用しているVectorを変換する．
ロボット座標系は右手座標系， Dxlibは左手座標系（工学は右手・ゲームライブラリは左手が多い）なのでyを反転する．

引数

[in]

vec

変換前の座標．

戻り値

変換後の座標．

dxlib_util.h の 35 行目に定義があります。

被呼び出し関係図:

DrawCube3D()

void designlab::dxlib_util::DrawCube3D	(	const VECTOR &	center_pos,
		float	side_len,
		unsigned int	color
	)

3D空間に立方体を描画する．

引数

[in]	center_pos	立方体の中心の座標．
[in]	side_len	立方体の1辺の長さ．
[in]	color	立方体の色．dxlib の GetColor で取得する.

dxlib_util.cpp の 47 行目に定義があります。

被呼び出し関係図:

DrawCube3DWithTopPos()

void designlab::dxlib_util::DrawCube3DWithTopPos	(	const VECTOR &	top_pos,
		float	side_len,
		unsigned int	color
	)

3D空間に立方体を描画する．立方体の上面の中心の座標から描画する．

引数

[in]	center_pos	立方体の上面の中心の座標．
[in]	side_len	立方体の1辺の長さ．
[in]	color	立方体の色．dxlib の GetColor で取得する.

dxlib_util.cpp の 95 行目に定義があります。

呼び出し関係図:

被呼び出し関係図:

DrawHexagon()

void designlab::dxlib_util::DrawHexagon	(	const std::array< VECTOR, 6 > &	vertex,
		unsigned int	color
	)

3D空間に六角形を描画する．

注意

各点は同一平面上にあるものにしないと，描画が歪む．

引数

[in]	vertex	各頂点の座標．
[in]	color	色．dxlib の GetColor で取得する.

dxlib_util.cpp の 102 行目に定義があります。

被呼び出し関係図:

DrawHexagonalPrism()

void designlab::dxlib_util::DrawHexagonalPrism	(	const std::array< VECTOR, 6 > &	vertex,
		float	height,
		unsigned int	color
	)

3D空間に六角柱を描画する．

引数

vertex	六角柱の真ん中の各頂点の座標，同一平面上にあるものにすること．
height	六角柱の高さ．
color	色．dxlib の GetColor で取得する.

dxlib_util.cpp の 113 行目に定義があります。

呼び出し関係図:

InitDxlib3DSetting()

void designlab::dxlib_util::InitDxlib3DSetting

(

bool

high_quality

)

3D処理を行う上で必要な初期化処理をまとめたもの．

引数

[in]

high_quality

trueなら高品質モードで初期化する．

dxlib_util.cpp の 19 行目に定義があります。

呼び出し関係図:

SetZBufferEnable()

void designlab::dxlib_util::SetZBufferEnable

(

)

デフォルトだと描画処理を書いた順に描画されるが， これをZバッファを使用して奥行きを考慮して描画するようにする． 毎フレーム実行する必要がある．

dxlib_util.cpp の 37 行目に定義があります。

被呼び出し関係図: